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師からの独立開業を表す言葉「のれん分け」

日本には古くから、フランチャイズに近い概念として
「のれん分け」という言葉があります。

同じ看板を背負い、独立していくという点で、両者は共通点が
あるのですが、フランチャイズ契約に比べると独り立ちするまで
徹底的な修行し、師から認められなければ、「のれん分け」を
いただくことはできません。

のれん分け

最もわかりやすく言えば、看板の名に恥じないレベルに成長して
初めて与えられるものです。

そもそも暖簾とは、店先や部屋の境界に目隠しや日よけのために
設置する布のことですが、そこには屋号や商号、家紋などが
染め抜かれていることが多いです。

柔らかい布でできているので、そこをくぐるようにして
中に入ることができます。

またこの暖簾を分けるということは、つまり同じ屋号や
商号が入った暖簾をお店に出すことができるということですから、
その理念をフランチャイズに例えるなら、商標使用許諾を
いただくような感じでしょうか。

ただ、のれん分けしてもらい独り立ちしたあとでも
本家と全く関わりがなくなってしまうわけではありません。

通常は、独立後も必要に応じて本家に奉仕することが求められます。
しかし、その反面危機に直面したときなどは
援助してもらうことができます。

のれん分けに対する救済制度はあるの?

何年も奉公し、やっとのれん分けしてもらったとしても
本家同様にうまくいくわけではありません。

お客さんがつくまでは時間もかかります。
プレッシャーもあることでしょう。

その上なかなか業績が上向くことがなければ、
不安でいっぱいになることでしょう。

そのような場合、本部のほうから手を差し伸べてくれる
救済制度もあります。

たとえば運営計画を見直し、どうすれば軌道に乗せることが
できるのかをアドバイスしてもらったり、経済的に苦しい状況に
追い込まれていた場合は、立て直しを図るためにもう一度
社員として再雇用し、生活の基盤を安定させたうえで
再度独立するタイミングを図ったりします。

独立するという夢を熱く語ったとしても、実際にはなかなか
簡単にできるものではありません。

難しい

生活の保障がないということや、失敗することへのリスクなどが
しり込みさせてしまうのでしょう。

家庭を持っていればなおさらです。
ある意味で独立のタイミングを逃すと、次がないと思うべきかもしれません。

早まる必要はありませんが、絶好のタイミングを
見逃すことがないようにしなければなりません。

リスクに備えて、きちんとした救済制度が設けられているかどうか
確認しておくと安心です。

のれんを考える人

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